現状の指導者講習会を受けることができる人にとっては、フットサルの勉強を継続的に行えている。しかし、受けることができない人は学びたくても学べずにいる。
指導者養成は充実されてきているのか
ミゲル監督が、まずやりたいと言っていたことは指導者養成の充実化。彼が何年か日本での仕事に従事してきたことで、資格の濃度は高まった。そして新たにB級ができ、もうすぐA級ができるのだろうか。しかし、視点を変えれば何年か従事してきたのに、この程度しか変わっていない。これは、きっとミゲルのせいじゃない。
迅速な階段つくり
もっと早くS級までつくりあげれないものなのか。ゆっくり成長することには価値がない、早く成長しなくてはならない。S級まで早くつくれば、指導者の成長も早くなる。指導者の養成が大切なことは誰もが知っていることなのに、なぜそこにそれだけの投資をしないのか。
取りたい人が取れるシステム
資格を取れる人が限られていることもよくわからない。B級はできている。それなのに取得している人は一部に過ぎない。B級があるのだから、B級を取りたい人は全員取れるのが普通じゃないか。そのために、推薦システムの撤廃を望む。そして、各地域で資格を取得できるような環境を整えること。
できるでしょ、それくらい、やろうと思えば。一般人にはわからない苦労が必要なのでしょう。でも、日本のフットボールを発展させたいのでしょう。じゃあやってくださいよ。
地域で頑張る監督たち
各地域では子どもたちに情熱を吹きかけて、頑張っている監督さんがいる。仕事をしながら監督している。それでも彼らは学ぶ意欲を持っている。
スペインであれば、学びたい人は学べる環境になっている。とりたいレベルまで進むことができる。
選手の成長のためには、監督の成長が必要不可欠だ。その監督たちの成長や意識改革がまた、日本やその地域のフットボール文化を発展させるに違いない。