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2015年11月17日火曜日

しごきはやめる。フットボールを知って真の理解を選手に伝える。指導者の努力



"また、エディー氏は、上意下達で「しごきにも耐える」的な感性を美徳としがちな日本のスポーツ界を「武士道的精神主義の弊害」として、練習計画にはしっかりとしたサイエンスを導入し、しっかりとした数値目標を立てた。"ラグビー日本代表を強化したエディー・ジョーンズHCの教え

我慢ではなく真の理解が必要である今のフットボール界


何かわかりやすいことを極めることときついことにも耐えることがまだ大切とされる傾向にある。リフティング、コーンドリブル、基礎練習、走りなどに目標を定めてやりきる。きつい練習を耐える。こういったことをやり続けることで、強くなれると考えたり、達成感を得る。しかし、それは真にうまくなるのだろうか。真の楽しさを伝えられるのだろうか。

きつい練習を耐えるような我慢を基本とした練習では、楽しさを失っていくしそのスポーツをやることに疲れていく。我慢をするということは、何か障害があるはず。我慢が多すぎるような厳しい練習では選手たちに障害を与えていく。


社会性も教えすぎないように


最近では、高校や中学で味わった部活の厳しさを小学生に求めているようなチームもある。しつけや社会性をフットボールを通じて伝えていきたいチームは多いだろう。でもそれは本当に少しずつでいい、小学生のうちは特にそう。例え教えないとしても、子供たちは成長するにつれて周りの大人に影響され考えながら学んでいくだろう。フットボールを教えるときと同じように、社会性を教えすぎてはいけない。教えすぎると、子どもたちは言われるからやるようになっていく。そこに理解はない。


フットボールを理解する努力を忘れずに


フットサルがうまくなるために、チームがよくなるために、やるべきことはフットサルをトレーニングすることである。フットサルをトレーニングするためには、フットサルを知らないとならないし、フットサルをトレーニングする方法を知らないとならない。ただ実際は、自分がどれだけフットサルをわかっているかなど、わからない。何をどう教えればいいか、答えはない。