
日本代表のスペイン遠征の第一戦。前もってカルニセールの練習を観に行き、大変良いものだったので楽しみだった。
カーテン(ブラインドカット)で相手を錯乱
日本代表は組立の局面で、ボール保持者と対峙した守備者の間を割って走る動きが多く見られたことが印象的だった。これをうまく活用し、日本の一瞬の速さをより引き出しプレッシングから抜け出す機会を作っていた。
「速さ」と「早さ」の違い
カルニセールは日本の速さに手を焼いているように見えた。どう見ても、日本人のステップや一瞬の速さは凄い。その速さに対して、カルニセールは非常に渋い。日本の組立において、決断が遅れたり誤ったりしたところでパスカット、そしてシュートまでシンプルに早くゴールを奪っていく。