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2016年7月4日月曜日

​ 自覚そして覚悟。それが決断力を磨くための土台




スクールコースと育成コース、これは私たちのクラブが持つ選手のための2つのコースである。育成コースは平日の練習と週末の試合でフットサルを本格的に取り組むもの。スクールコースは平日のみで週末の試合はなく、毎回1つのセッションを一生懸命に取り組み、楽しむ。

スクールコースでは、本格的にフットサルをやっていこうとしている子どもは少ない。サッカーのためにフットサルをしているか、健康や協調性のためか、もしくは友達が楽しそうだからか。そういう感じである。

スクールコースにおいてはチームではない毎回のセッションではあるが、私たちが特に伝えたいことは自覚、そしてやっぱり決断力。なぜ、ここに来てフットサルをしているのか?なぜ、ここでフットサルをすることができるのか?自分が決めたことに取り組む姿勢。

その自覚を持つことは、大切なことだと思っている。その自覚を持てない選手には、ポジティブに辞めることを勧めている。それをきっかけにやめる選手もいるが、大体の選手は取り組む姿勢を変え、以前にも増して没頭しているようだ。この没頭という体験から、また仲間意識や感情の管理を学んでいくことだろう。フットサルを更に楽しむことだろう。

残念ながら辞める子もいる。フットサルに関わる子を少しでも増やせれたらと願うが、辞めることも大切なこと。色々なことに挑戦することを願っている。

育成コースでも、中学生ぐらいまでは自覚を重要としている。高校生ぐらいになると要求されるものは、覚悟に変わる。覚悟を持てるところまでいく選手は、今後、そういう選手になるだろうしそういう人になるだろう。

自覚を土台として、決断力を育てていく。そして、覚悟が伴った決断力は逞しいものとなるだろう。