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2016年4月8日金曜日

個人かグループか。日本とスペインの間でのフットサルの傾向の違い





スペインでは学びに尽くしていたものの、自分が勝負をするところまでは行けなかった。いつかスペインで勝負できることを夢見ていた。

スペインでの第1戦目。マドリードのボアディージャと夢の対決だ。練習試合、お互いに十分なチーム状態でもない、それでも公式戦さながらにオーガナイズしてくれて、試合をさせてもらえた。とても嬉しくて、ありがたかった。


違うスポーツをやっているようなものじゃないか?育成年代における試合形式や試合の質の違いから、こんな印象を感じた。この違いが、良い意味で日本に違いを生み出すのであれば良いが、違いではなく遅れを生み出している。フットサルはフットサルをやることで巧くなるが、日本フットサルの試合形式は正規のフットサルと違うことが多い。


試合では、グループ感や賢さを求められた。ポジション守備ではプレッシャーの強弱をグループで意識できないと、1人の守備者を自ら失うことびなる。


ポジション攻撃においてもそうで、グループで攻めないと相手にボールを譲ることになる。ゴールに近づきたい、前に進みたい、しかしその気持ちやそのプレーを忍耐して、組み立てることが必要。華やかなプレーをしたがる日本人、渋いスペイン人、フットボールの現実や本質を知っているかどうかがその差なのだろうか。