スペインのチームを相手に試合ができるなんて。しかもボアディージャ。選手たちのおかげで、一つの夢を叶えてもらった。スペイン到着して初めての試合ということで、前半は見たことないほどの緊張をしていた。環境が変わることでの精神的準備、経験値について学ぶきっかけ— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月24日
スペインでは学びに尽くしていたものの、自分が勝負をするところまでは行けなかった。いつかスペインで勝負できることを夢見ていた。
スペインでの第1戦目。マドリードのボアディージャと夢の対決だ。練習試合、お互いに十分なチーム状態でもない、それでも公式戦さながらにオーガナイズしてくれて、試合をさせてもらえた。とても嬉しくて、ありがたかった。
最初は私たちのペースで試合は進んだ。しかし、タイムアウトからはリズムをつかむことはなかった。簡単に言えば、考えてプレーすることに差があった。日本という環境では身に付けることが難しいことだと感じた。伝え続けていることなのだが、日本にはないので体得することは難しい。— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月24日
違うスポーツをやっているようなものじゃないか?育成年代における試合形式や試合の質の違いから、こんな印象を感じた。この違いが、良い意味で日本に違いを生み出すのであれば良いが、違いではなく遅れを生み出している。フットサルはフットサルをやることで巧くなるが、日本フットサルの試合形式は正規のフットサルと違うことが多い。
早くないテンポでの攻撃だが狙いが強い。個人による軽率な守備アタックでは1人失うだけ。チームに不利が訪れ、何とか解決するが反則がかさむ。ダブルペナルティにより追加点を奪われたが、日本でダブルペナルティでやられたことはない。ダブルペナルティも含めて、相手のゴールを奪う術には違いがある— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月24日
試合では、グループ感や賢さを求められた。ポジション守備ではプレッシャーの強弱をグループで意識できないと、1人の守備者を自ら失うことびなる。
状況を考える。ボールを失わず組み立てることで攻撃の糸口は見えてくる。相手に入り込んで行く全部のプレーは、状況を知りながらその時が来るまで組み立てないと、ボールを相手に贈ることになる。コートの大きさ、フットサルの特徴の違い…違うスポーツかのようだ。— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月24日
ポジション攻撃においてもそうで、グループで攻めないと相手にボールを譲ることになる。ゴールに近づきたい、前に進みたい、しかしその気持ちやそのプレーを忍耐して、組み立てることが必要。華やかなプレーをしたがる日本人、渋いスペイン人、フットボールの現実や本質を知っているかどうかがその差なのだろうか。