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2016年4月7日木曜日

毎年変わってきているスペインフットサルの旅。僕たちはまだ海外から学ぶべきなのか





私たちは海外のフットボールから学び、自国のフットボールに反映していくことが多い。それが自分たちに欠けているフットボールの文化や歴史を埋めるものだと思っていた。しかし、海外からどんどんと情報が入ってくることや日本のフットボール文化が発展してきた今、海外から学ぶという価値観は変わってきているように感じた。


日本には知識が足りないと思わない。スペインに行けば新しい知識がある訳ではない、あったとしても手に入れることができるかどうかは別。日本には日本が必要とする知識がある。この環境でどう発展するかを考えることが工夫というもので、世界から学ぶことが美化されすぎている。でも日本より先を行っているフットボール文化、それはスペインにある。その体験はやっぱり楽しい。


うまくいかないことを日本の環境のせいにする、スペインから学べば何とかなるのではないかと考える、こういうのは違う。スペインに何かある訳じゃない、圧倒的な努力がない限りスペインに行こうが日本にいようが同じこと。選手としても監督としても、どうやって自分を高めるかといった工夫とそれに対する没頭。それが、できない人が逃げ込む場所がスペインという国であるケースは結構ある。

毎年変わりつつあるスペインの旅。自分のためから選手やクラブのためになっていることは、非常に幸せなこと。しかし自分のためにもなっている!感謝の気持ちは大きい。