大会が始まり、その日は幸運にも2試合勝てた。試合中は声援がすごい。相手チームの保護者がすごいんだ。自分たちを応援していないとしても、それはやっぱり楽しい。うちらへの野次もあるが、うちらを讃える声もあった。それにしても、この雰囲気はフットサルを一層楽しませ、選手を成長に導く— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月25日
当然ながら完全なアウェー。試合中は観客席から多くの声が飛んできた。チームを応援する声、私たちや審判を野次する声、私たちを応援する声。大会に参加したことで、練習試合ではできなかったであろう体験をすることができた。スペインの試合をすることができた。
色んな声が飛んでいるのだが、そのなかでプレーする選手たちは楽しそうだった。ベンチでもコートでも試合に入り込んでいた。そんな雰囲気の試合なので気持ちの管理に難しいところもあったようだが、この経験から選手たちは何か少し強くなったように感じる。
試合後の挨拶は個々で行う。そこには悔しい気持ちやいろいろあるけど、個と個が交わり健闘を讃える。負けた彼らが良い試合だったと言ってくる。感動する。応援してくれた人にも、手を挙げて拍手をする。堂々と。横にならえ、の挨拶ではないここでの挨拶はうちの選手たちを成長させてくれることだろう— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月25日
試合が終われば、すぐ挨拶が行われる。個人と個人で行われる、気持ちが交錯する挨拶。私たちは幸運にも勝ちつづけて決勝戦までいったので、負けた相手と挨拶をすることが多かった。そんな相手選手との個々に交流、スペインの選手の振舞いに触れて、感じたことがあったように思う。そして最後には、相手チームや相手の応援まで一つになって、交流を楽しんだ。試合を共有した仲間になれた。
ロッカールームの存在もやはり大切だ。試合前の時間をしっかりと共有することができる。ハーフタイムでもそう、この空間が私たちの感情をさらに熱いものにしてくれることは良くある。ロッカールームで選手たちは非常に楽しそうだったし、この文化を羨ましがっていた。— Yuki Muramatsu (@YuKiMuramatsu__) 2016年3月25日
試合前、ロッカールームで着替えて監督の話を行う。この時間は、緊張を分け合ったりしていた。
ハーフタイム、ロッカールームでみんなで話し気持ちをより強固にする。気持ちをぶつけ合うような熱い話。
試合後、勝利を分かち合いシャワーを浴び着替える。大声で叫んだり話をして、最高の時間を共有。
ロッカールームがフットサルをより楽しむ要素としてくれた感じがあった。子どもの年代にもこういう空間を用意しておくこと大切さを改めて体感した。