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2016年3月7日月曜日

プレッシャー?もしくはリトリート?ボールロストに対してあなたのチームはどう活動するか




あるボールロストが起こった時に監督が取り扱う2つの選択肢


ボールロストに対するリトリート
この選択をするチームの基本的な目的は、ゴールを守るための早い守備の組織化である。最初の守備組織に戻る。

ボールロストに対するプレッシャー
この守備の概要、ボールロストに対してプレッシャーをすることに密接に関わってくることはチームの攻撃態度である。ボールロストに対してすぐにプレッシャーをかけるので、ボールロストが起こった場所の選手密度が高い方が基本的には実現しやすい。そのため、ボールポゼッションを目的とするタイプのチームであることが必要であるだろう。そしてボールロストが発生したら、早くボールを回復するために相手の攻撃を分裂させていく。




ボールロストが発生したゾーンにより行うことは変わる


オープニングのゾーンでのボールロストは、チームに大きな損害を与える。チームは分解されている。リトリートやボールを守ることが優先され、ボールホルダーへのプレッシャーは優先的なことではない。

クリエーションのゾーンでのボールロストはオープニングゾーンより行うことの種類が豊富である。なぜなら、守備の最終ラインがボールより後ろにあるため。スペースの発生をさけながら、一番近い選手がボールを奪うか時間を稼ぐことが選択肢であるだろう。

フィニッシュのゾーンでのボールロストには条件がない。監督の考えにより決まる。ボールロストに対して高い守備ラインがプレッシャーをかけていくのか、もしくは守備ラインをより強固とするためにリトリートするのか。


ボールロストしたゾーンの選手密度を整えられるか


ポゼッションの目的を持った攻撃によりボールロストした際には選手密度が高く、数的優位となれる可能性が高くなる。この瞬間はボールリカバリーするために危険を冒すときだ。

しかし、数的優位とまでいかずに同数である場合、時間を稼ぐ方法によるプレッシャーを行う。守備の仲間たちがリトリートし数的優位となれるように。しかし、質的に優位であればボールリカバリを試みる監督もいるだろう。

予測していなかったボールロストにより数的不利な場合、仲間の到達を待つように時間を稼ぐ。数的同数とするために


プレーモデル


どの選択をとるかは監督のアイディア次第。アイディアは必ず選手のタイプが把握されていること。