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2015年8月26日水曜日

重要視されていない重要なこと。プレシーズンにおけるトレーニングの3つの段階



スペインでは、あるシーズンと他のシーズンの間にあるバケーションシーズンを経て、大体のチームは8月に戻る。プレシーズン実現のために。
プレシーズンの目的は、試合の始まりのためにパフォーマンスを最高レベルに達することである。その目的は日本でも変わらない。

選手たちに、高すぎる負荷のトレーニングを課すことはできない。段階的に正しく実現することはとても重要である。適応段階で有酸素の基礎をつくり、そこから大きな激しさや質の練習を実現することが可能となる。


適応段階


この段階では、トレーニングの大きな負荷に対峙するために私たちの生物組織を準備する。人体工学の適応についての筋力トレーニングを行うだろう。
例えば、30~50%の間の負荷で12~17回、一般的なエクササイズ。

トレーニングの他の大きなブロックは、有酸素レジスタンスであるだろう。(有酸素ポテンシャルをトレーニングしながら)
例えば、ピッチでボールとともに2~5セットのサーキットを、7~12分間行い3~5分の休憩を挟む。これらのサーキットでは、高いスピードでのフットサルのアクションやスプリント、方向の変化、守備の移動、回復のためのジョギングなどを織り込む。3-5分の休憩も活動的であると良いだろう。


基本段階


前進的な方法で負荷を増加させながら筋力のトレーニングを続けていく。1RMの50%から70パーセントまで。無酸素レジスタンスや瞬発力のトレーニングが重りに勝っていくように。


プレマッチ段階


激しさの高い筋力のトレーニングを実現する(80-85%)、瞬発力、無酸素レジスタンスやスピード。私たちの試合の最初に最高のコンディションで到着するために。


全ての段階を通じて


さらに様々なレジスタンスや筋力のトレーニングを、怪我の予防のトレーニングとしてプレシーズンの期間に行う。身体の他の部分へ移転するのに重要な腰や腹筋のトレーニングや、膝やくるぶしの深部感覚のトレーニング。