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2015年1月5日月曜日

1-8-6.プレッシング 『オールコートでのインディビジュアルディフェンス』




コンセプト

攻撃のチームに対してコート全てにおいて配置を実現するリスクの高いインディビジュアルディフェンスのマークである。この方法を通じて、出来る限り早くボールを回復することを試みる。

特徴

1.攻撃者が考えることができないように試みる。
2.基本的な目的は早くにボールを回復することにある。
3.実行に移すシチュエーション(Sampedro 1997)
a)驚かせなければならない
b)少しの時間で相手の向きを変えるために
c)相手より人数が多い時に
d)試合のリズムを崩すために
e)私たちのフィジカル準備レベルが良い時に
f)守備のプレーリズムを課す、もしくは変えるために
4.利点
a)ボールの奪取が早くなる可能性が高く、フィニッシュに優位
b)私たちのゴールから遠くのところでボールが維持される。
5.欠点
a)もし攻撃のオープニングに対して相手チームが良いトレーニングを積んでいる場合、その適用は複雑となる。
b)非常に沢山のスペースを埋めることを試みる危険
c)偉大なフィジカルの準備が必要とされる。(選手層の厚さが不可欠)
d)守備の助けが複雑となる。なぜなら守備者はペアとその距離に対して注意を払っているため。