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2014年12月25日木曜日

1-8-4.コートに立つ責任感や仲間への想いを学びやすい。全ての守備の基礎『インディビジュアルディフェンス』



コンセプト

ある具体的な攻撃者の守備について、それぞれの選手に責任を与えるマーク。ボールの重要性は忘れない。
Lozano(2002) 「ボールを持っている選手にもしひとりの守備者が超越されるなら、守備の助けは属していた責任を変えすぐさま行われなければならない。」

一般的な考え

・その優先される目的は相手、その次にボール
・守備者はボールラインの後ろにいる。助けを容易とする。
・通常マークの相手は固定されない。守備のポジションとプレーの発展次第。
・ボールの受け取りを妨害するためにパスラインの近くにいなければならない。
インターセプト先行をするように促す。
・困惑や数的不利を引き起こす劣勢な状況を支配すること

優位性

・ゾーンディフェンスより積極的に守る。
・選手たちのミッションはとても明確な状態。闘争性を増やすこととなる。
・状況や点差に応じて、ボールリカバリーを迅速に行うことを試みることができる。リスクは忘れてはならない
・パスラインはよりプレスをかけられた状態となる。パスによる沢山のミスを引き起こす。(Lozano 2002)


劣位性

・高いフィジカルコンディションを必要とする。
・担当した人への警戒により助けは難しい。
・スペースの空きを引き起こす。各選手が人についていくため。
・ファールを冒す。人のマークは沢山の接触によるもの。
・困惑を引き起こす攻撃戦術に大きな危険を持つ。
・遅い選手には適さない。プレーが沢山の速さとリズムチェンジで発展するため。
・もしインターセプトや先行に失敗したら、数的不利となる。