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2013年5月31日金曜日

とにかくやってみる!いちから始めたスペインでの選手活動は難関だった




バルセロナからマドリードへ


バルセロナでの活動に一区切りつけて、マドリードに引っ越すことにした。本当に良いやつばかりで恵まれたチームであった。様々な人々と交流することができたバルセロナの生活ではあったが、カタルーニャ語も学ばなければならないという現実が自分にとっては重たかった。

引っ越しはバルセロナでも一度経験していることなので、ハードルの高さは感じていなかった。今回は、一つの部屋をかりるのではなく一つのアパートをかりることにし、借主として主体性を持って生活していくことにした。借りたアパートには何も揃っていなかった。生活費には限りがあったので、とにかく節約した。台所用品、生活用品、ほとんどすべてのものを頂いた。その時に、様々な人達とスペイン語でコミュニケーションで来たことは非常に良い経験となった。


何度も迷い、到達できなかった試合会場。そこから何とか契約までに


そしてフットサル。チームがどこにあるのか何も知らない状態、まずはマドリードフットサル協会に行って色々と情報を頂いた。ウェブがあることも知れたので、自分で調べて試合を観に行くようになったが会場につかないことが多々あった。

マドリード市内にあった一つのチーム、テクノイ・グランペーニャでは契約の話をもらうところまでいくことができたのだが、まだチーム探しのために続けていた試合見学の中で、興味深いチームがあった。その試合後には、すぐ監督のもとに話をききにいき練習見学のアポをとることができた。


契約を破棄して参加したチーム



セアットトレホンという白のチーム。動画にもある2番の選手に惹かれた。なぜだかわからない。試合後に、監督のもとに行き練習見学の約束を獲得することができた。

練習見学といいつつも、練習できる準備を持って行った。話をさせてもらったところ練習参加の権利を得ることができた。このチームには、スペイン代表の10番としてワールドカップ優勝を果たしたハビ・リモネスという選手がいたり、監督も一部を率いた経験があるなど、当時の僕にとって魅力的なものがあったことを、この練習参加で知った。

この時から僕は毎回の活動に参加をし、翌シーズンの契約をしてもらう約束ができた。そして今シーズン、このチームはスペイン4部を優勝し来季から3部となる。僕が目標としていたリーグに辿りつけたと思っていた。

そして、2番の選手は僕にとって偉大な友達となった。出逢えたことに感謝したい。