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2013年4月26日金曜日

審判を罵る観客たち、抗議する選手たち…。人と人とのぶつかり合いの良いところ




すごい雰囲気。ボールを蹴り上げちゃってる。笑





リスペクトの理解


スペインの選手たちは、日本の選手より審判に抗議をしている。日本で教わってきたことは審判には文句を言わないこと、抗議しても変わらないと。

スペインでも日本と同じことを言われている。審判をリスペクトすること。日本とスペインの違いはリスペクトの理解にありそうだ。

スペインでは要求がある。リスペクトすること=要求しないことは違う。審判と選手の間でのコミュニケーションは基本にある。口調が強くても、審判に対して人としてのリスペクトを失っていなければ、そのコミュニケーションは成り立っているようだ。

道路でもコミュニケーションがある、日本より。


怒っても切れていない


怒っているようにコミュニケーションをとっている、そんな場面を見ることがスペインでは多い。自分が巻き込まれることだってある。感情対感情に彼らは慣れているような、そんな感じがしている。

「スペイン人は笑っているか怒っているかで、通常がない」
とあるスペイン人は言っていた。大袈裟ではあるが興味おもしろい言葉。怒るという感覚が少し日本とずれている。

スペインでは、こんな感情の交錯があるからこそスポーツが盛り上がり楽しいものとなるのだろう。日本ではきっと、こういう盛り上がりをみせるのは難しい。スペインのようにいかない日本には、日本なりの盛り上がり方がきっとある。