スペインの指導者講習会では名前がよく挙がるヘスス・カンデラス。有名な監督の1人。インテルを何年もわたって率い、現在はイラン代表監督。
監督は先生、戦略家、心理学者
「監督のミッションという面で、私の意見では大きな3つの柱のうえに立っている。適用する教育・方法についての先生。プレーの準備・後の引率における戦略家。モチベーションを獲得するための人間のグループ管理における心理学者。」
監督の仕事は多岐にわたる。なぜなら試合でのパフォーマンスを得るために必要なことだから。
知ることを行う
「知識は物事をよりシンプルにさせる。なぜなら常にしなければならないことをするようになるだろうから。しなければならない方法によって。それ以上も以下もない。そしてもうひとつ、どのように情報を受け取り、どのようにその人を解釈するか。行うことを知ることではなく、知ることを行う。」
フットサルの知識、選手のこと、知った方がよいことが沢山ある。
スペインでは監督がメディアに出てくることが多い
この国に来て、監督に対する興味をより刺激された。
スペインにおける監督の注目度は日本とはまた違う。特にサッカー監督の言動は、メディアによって叩かれ非難され、ときに褒められる。監督はそれをチームの構築や相手との駆け引きに利用する事を考えたりする。
モウリーニョは試合中、口を手で覆って話すこともあれば、試合前にサポーターの非難を受ける時間を設けたり、相手の監督に目つきをしたこともあった。モウリーニョと言い合う監督は大体やられるイメージがある。話術が巧みというか、ひねくれているというか。
そういう文化に触れているのは、おもしろい。
彼のインタビューを読んでいて印象に残ったもの。