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2017年10月26日木曜日

「やることをやる」ミスを恐れる空気の一掃を!





すごく単純な表現だけど、誰もが簡単なことではない。やることは、状況や当事者によって刻々と変わる。その流れの中で、それぞれが考えて行動する。その時々の目的を持って動く、もしくは動かない。状況に応じて解決策を生むことができる人は、コート内外で同じ人だったりする。

この時、多くの日本の選手が考えるかもしれないこと
「失敗をしてしまうのではないだろうか」
「浮いてしまうようなことをしないだろうか」
それらが、決断をひとつ鈍らせる。学校の影響だろうか。

フットボールのチームでは、そういった空気をできる限り排除することが重要。「フットボールはミスのスポーツ」、そういう言葉を聞いたことがあるが一理あると思う。足でボールを扱うし非常に疲れるスポーツである。そして、ミスによって上手くなっていくものだから。

ミスを許す雰囲気は良くないという人もいるだろう、その雰囲気は甘いという人もいるだろう。しかし、それぞれの選手はミスをしたくてしていない。もし選手たちがフットボールのことを好きであれば、上手くなりたければ、なおさらだろう。

ミスに対する過度な抵抗感を持つということは、他人の目を気にしすぎている。自分が意思を持って行うことは、他人の評価を気にしすぎていてはいけない。評価を受け入れる姿勢も重要だが、その評価はその人のもの。

失敗を恐れていてはフットボールはできない。失敗と闘えなければフットボールはできない。失敗を体験し、失敗を処理する力をつけていく、それがフットボールに欠かせない練習のひとつ。大胆な決断につなげる。

やることをやる。あと伸ばしにしない。その瞬間を生きる。自分が生きる、でも柔軟に。

選手とともに、自分もこうやって生きていきたい。