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2015年10月30日金曜日

毎日違う練習メニューと本気の現場を続けてきているスペイン。分析的な方法論は少なく!数的優位の設定でレベルを合わせる。



スペインだって日本と似た時代があった


方法論に対する考え方は時間の経過とともにスペインでは徹底的に急進的に変わった。ボールとともにひたすら動きの繰り返しを行うような相手のいない分析的な方法論から、総合的もしくは統合的なトレーニングへと移り変わった。

それは、選手がプレーしながら学ぶということである。より限定された状況で相手や仲間がいる中で。日々、異なる練習メニューを練りあげてコートで一生懸命に働きかける。良い選手を育てるための方法論にマジックはない。スペインは働き続けてきた。


初めて数年の選手に対してのひとつの方法論


数的に優位な状況を設定すること。目的に応じて、攻撃者もしくは守備者に対して練習メニューを簡単にすること。

より小さな子どもの年代では、分析的な方法論が必要とされる。そこでは基礎を教える。パス、運び、コントロール、特にドリブル。

U-10、U-12年代では、この数的優位の設定を適用する。

それ以降の年代では、数的優位の設定はウォーミングアップや動きの連動性の導入として活用する。