フットサルにおける練習のシステムの変化
個人競技は、持久力や筋力、速さのために練習の方法を発展させた。
集団競技は、個人競技の練習方法を適用しながら、テクニック-タクティクスからフィジカルを分けた傾向にあった。
しかし、全ての監督が満足していたわけではなかった。
活動の発展を形づくる様相は、テクニック-タクティクスとフィジカルが相互に関係した形で現れる。
コーディネーション、コグニション、コンディションというそれぞれの能力を分けることはできない。
重要なことは、実際を形づくる部分をそれぞれ分解することにはなく、それぞれの間を確立する「関係」にある。
基本となる練習のシステム
プレーアクションの勉強
3つの構成(コンディション、コーディネーション、コグニション)の相互関係
a)コンディションの構成
フットサルのフィジカルの要求により条件付けられる。選手の最高パフォーマンスを示すフィジカルの能力に対してトレーニングされるだろう。
「トレーニングとリカバリーの間隔」を実際のプレーの展開やエネルギーの必要性に出来る限り近いものとする方法を通じてより特有化される。
b)コーディネーションの構成
練習の時間に行われる練習メニューの動きによって決められる。(プレーアクションの間に)
「実際のプレーに表れるもの」をその「参加時間」や「激しさ」で、同じエネルギー基盤を動きながら特有の「テクニック」を利用するのであればより特有化される。
c)コグニションの構成
練習メニューの情報の管理を想定し、どのように選手によって処理されて利用されるのか。通常、決断力を高める練習メニューを通じて現れる。
練習メニューは、「チームのタクティクス要素」やプレー展開で出合う複雑な条件を乗り越えることも含めた「フットサルの特有要素」に対して基礎とする方法を通じてより特有化される。