確かな経験を持つ人々にとってはしっかりと明らかになっているコンセプトであるが、一部の人には混同を生むコンセプトではある。様々な場面で間違った形で使われているのを聞く。
「戦略」「ストラテジー」
一般的に私たちのスポーツでは「止まったボール」について言及することを言う。つまりプレーの開始に対して使う、攻撃や守備での事前に作られたアクション。フリーキック、キックイン、コーナー、キーパーから、そしてキックオフ。パワープレーを戦略という人もいるが、それはシステムであると考えている。
「戦術」「タクティクス」
戦術はより一層複雑である。プレーの中における戦術的様相は、攻撃でも守備でも選手の決断と関係するもの全てである。例えば、コーナーの攻撃戦略の中でそれを実行するときには、各選手の決断により戦術的要素が与えられる。どこに、どのように動くのか。
事前に作られたアクションの中、選手の決断によりゴールが生まれた。
【サッカー戦術の定義の歴史】
Weineck(1980):理論的な動き
Mahlo(1983):継続的な問題解決
Teodorescu(1984):組織化され連携した個人・集団のアクション全体
Reira(1995):部分的な目的、闘争、ライバル
— 村松裕樹/Yuki (@Muramatsu_Yuki) 2014, 10月 22
【サッカー戦術の定義の歴史】
Antón(1998):味方と敵の、適度なスペースと時間によって実現される、インテリジェンスが原動力となるアクションで
Lillo(1990):なぜ、いつ、どのように、どこでプレーするか
— 村松裕樹/Yuki (@Muramatsu_Yuki) 2014, 10月 22
【サッカー戦術の定義の歴史】
Cappa(2000):秩序=創造性
※戦術は、対局ゲームの側面があり、秩序がある。
対局の部分がないと、創造することはとても難しく、
カオスの中、無秩序の中からは創造性は生まれない。
すべての努力は無駄となる。
— 村松裕樹/Yuki (@Muramatsu_Yuki) 2014, 10月 22