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2014年8月8日金曜日
夢中にさせるプレシーズンの仕事
バルサ練習メソッドのディレクトール、パコ・セイルーロの講義でいつも鳴り響くあるフレーズ。
”プレーに夢中となる選手たち。夢中な彼らに支障をきたさないようなプロジェクトを構築するように頑張らなければならない。これは私の人生の中で、もっとも素敵なことである。楽しませるのではなく夢中にさせる。それは異なることである。”
パコ・セイルーロとグアルディオラ
セイルーロの優れた生徒ラファエル・ポルは今シーズン、バルセロナで力を合わせて働く予定だ。この新しいトレーナーはメッシやピケと同様に87年の世代。彼がバルセロナのクラック達にメニューを提案するだろう。
「減速と加速は移動の速さよりも、とても重要なことである。」
「集団の速さはプレーの早さが要因となる。プレーモデルは選手のポジション(1-4-4-2、1-4-3-3)ではなく、選手たちが互いに関係をもつことによる形である。そして選手はいろいろな状況で、監督が何を引き起こしたいかを知らなければならない。」
「プレシーズンは選手たちのプレーへの再適応を基本とされなければならない。一般的なトレーニングは不必要である。エネルギーを補充すること、デポジットをいっぱいにすること、これらは生理学的な根拠を持っていない。監督と選手の関係を観察する期間である。プレシーズンはプレーモデルの創造の開始を意味している。」
「練習は試合のようになる必要があるが、試合は練習になる」
以上、ポルの言葉である。プレシーズン、走りのトレーニングには9割はボールの音がするという。
プロとなれば毎週公式戦を行うことになる。スペインにはその環境が小さい頃からあり、シーズンの流れを感じながらプレーする。