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2014年7月30日水曜日

遊ぶ力があるスペイン人




子どもたちはプレーしながら(遊びながら)、学ばなければならない。

指導は、興味を引くためやモチベーションを高めるためにプレー(遊び)を基本とされなければならない。しかし監督たちは、この基本を忘れてしまう傾向にある。練習したいことに対し、苦悩を与えるような練習メニューをデザインする。そして子どもたちは練習メニューを実現するが、彼らは十分にプレーしていない(遊んでいない)

育成において実現する練習メニューの大半は基本的には遊びであり、そのように扱うべきである。この方法によって子どもに競争やおもしろさ、魅力を与える。退屈になることを避け、取り組ませたいことに集中させる。そして、次の日に再び練習したくなるだろう。

遊びや自由という言葉は、極端なものとなってしまう可能性があるので注意がいる。私たち監督が選手たちを放置して、彼らが遊んでいるところを見ているのは違う。監督が何も与えないことではない。自由や遊びを最大限に導入することを心がけながら、監督たちはチームを形成していかなくてはならない。ただの個人の集まりでフットサルをしているのではない。

フットサルは一つの遊びであり、遊ぶことを学ぶ最良の方法はプレーすることである。そのプレーは、選手たちがチームのことを知ることができるものである必要がある。その遊びのために従事してもらわないといけないことも、納得してもらう努力をしないといけない。

様々なメニューで練習を用意する。みんなを励ます。そして頼む、遊びを忘れないように。遊ぶことを学ぶと、遊びの中で学ぶ。スペインの選手たちは遊ぶ能力に長けている。