インテグラルシステムの特徴
コンディションに、コグニションとコーディネーションの構成を関連付ける。
→簡単なものから複雑なものに、一般的なものから特別的なものへと行く。
A)特別性
フットサルは「エネルギー基盤」と「特別な適応」が必要とされる。
プレーアクションは最高のフィジカルコンディションの中で実現される。
インテグラルシステムはそのスポーツ特有なもの
フットサルの勉強を通じて、どんなタイプの頑張りが現れるのかを分析する
この情報とともに、プレーの展開で現れる全ての様相を含んだ練習をデザインする。
適応ができる限り特別なものとなるようにさせる。
B)機能性
コートのスペースの観点から
過度なスペースは必要ない
練習を実現するためには一つのコートがあれば十分である
道具の資源について
かなりの量の道具は必要とされない
自身のスポーツが保持する道具のみで練習を発展させるために十分である
テクニック-タクティクス計画への言及
フィジカルの練習セッションにおいて、テクニック-タクティクストレーニングをふくめることはできる。
練習するために少しの時間しか準備ができないチームのためには、かなり前向きな機能性となる。
C)進歩性
負荷の観点から
一般的な特徴の練習から特別的な特徴の練習まで。
1.試合から遠ざかった期間:その練習は一般的な特徴を持つだろう
2.試合に近づくにつれて、一般的な指導の練習は特別的な指導の練習へと一歩ずつ近づいていく。
3.試合の期間に到達するまでに完全に特別的なものとなる。
練習の複雑性から
コンディション要素の部分に対する練習のセッションでは、コーディネーションとコグニション要素に留意しなければならない。
練習を創造することは、進歩の基本。
コーディネーションとコグニションの様相も、簡単なものから複雑なものへ。
D)心理性
フィジカルの練習は選手の中にあまり前向きな心理的負荷を生むものではない。心理的ストレスを生む。
インテグラルシステムでは、選手たちが最も好きな要素(プレーの発展を構成するボールと全ての要因)が現れる。
→心理的ストレスは慣習的な練習よりも軽減される。
(コンディションの構成がコーディネーションやコグニションから分離された形式でトレーニングされるのが慣習的な練習。心理的により過酷)
E)テクニック-タクティクス
インテグラルシステムはフィジカルの練習のセッションでもテクニック-タクティクスの要素を統合する力がある。
→監督とフィジカルトレーナーはセッションをデザインしプログラムするのと同時に調節することができる。